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No.240
2012.2.3
ボールの飛距離というのは、打ち出しの初期条件(ボール初速、打ち出し角、スピン量)によって大きく変わるので、誰が打っても飛ぶクラブというのは存在しない。ただ、「飛ぶ弾道」というのは確かにあって、それは俗に「棒球(a boring ball flight)」と呼ばれたりする。
適正な打ち出し角とスピン量で打ち出されたボールは、途中で失速したり吹き上がったりせずに、最高到達点まで直線的に飛んでいく。そして、全体としては緩やかな放物線を描くので大きなキャリーが出る。これが棒球のイメージだ。
棒球を意図的に打つには、スピンのコントロールが何よりも大切。上級者ほど、ヘッドの入射角を緩やかにしたり、打点を(スウィートスポットより少し上に)変えたりしてスピンを減らし、飛距離を稼ぐ技術を身につけている。初級者の場合は、技術でどうこうするのは現実的ではないので、打ち出しの初期条件ができるだけ最適になるようなクラブを使うということが大事だ。
ちなみに、「棒球」を英語にすると"a boring ball flight"となる。"boring"は「退屈」という意味ではなく、地面を掘削する「ボーリング」と同じで、「じりじりと前に進む」という意味である。
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小山混 著 |
江連忠 著 |
夏坂健 著 |
大槻義彦・青山薫 著 |
東尾理子 著 |
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