
No.140
2007.7.11
いるいる、この手合いが。
コースを見ずして、スコアカードの数字ばかり気にする輩。
特に接待ゴルフや、ニギリに夢中になってるグループ。
ホールアウトしても鉛筆片手に「ネェいくつ、いくつ?」と
グリーンでたむろして、後ろの組が待っているのも
そっちのけでスコア書くのに夢中。
ワインでも同じことがいえるというのだ。
味わうよりガブガブ飲んで酔っ払う奴。
または知ったかぶりして益体もなく、薀蓄を傾ける奴。
ケンブリッジ大学でゴルフ部主将をつとめ、アマチュアリズムを尊び、
ゴルフ評論家になったロングハーストにとって、
ゴルフの品位を貶める輩には我慢ならなかったようだ。
真のアマチュアゴルファーとはコースそのものに挑戦し、
時には対話し、そのプロセスを愉しむことであり、
スコアは結果として恬淡と受け止めるほどでいいというわけだ。
それにしても、キッチュなゴルフ事情は90年代の初頭と現代は、
たいして変わらなかったということに驚かされる
■ヘンリー・ロングハースト(1909〜1978)
イギリスで1、2位を争うゴルフ評論家。自身の腕前も相当なもので、1936年のドイツ・オープンではベストアマに輝いたこともある。ラジオ解説、新聞評論で人気を博した。ユーモアとエスプリに溢れた口調の解説は、彼がひとたび語っただけで、名勝負になるといわれたほどだ。
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