ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.130
2007.4.25
能力は同じでも、それを上手く使うのと使わないとの差が結果となって表れる。
ヘール・アーウィン

この言葉はアーウィンが3度目の全米オープンを最年長記録で勝ったあと、ゴルフ通の作家、伊佐千尋氏との対談で発せられている。

アーウィンは幼少の頃からアメリカンフットボール、バスケット、ベースボール、ゴルフなどなじみ、スポーツ万能で、身体的能力の高さはコロラド大学の頃から評価されていた(学業も優秀で大学も卒業している)

そして結局はゴルフを選び、卒業後すぐにプロ入り、ツアーに参戦。ツアーで20勝。

その中には前述したように3度の全米オープン勝利も入っていて、学者のような柔和な顔ながら、困難な状況になればなるほど真価を発揮し、競り合いにめっぽう強く「羊の皮をかぶった狼」と称せられた。

その勝負強さ、身体能力の高さはシニアツアー(現在はチャンピオンズツアー)でより発揮されたというべきだろう。

06年まで断トツの最多勝利44(2位のトレビノは29勝)、3度の最多賞金王――これにより断トツの生涯獲得賞金トップの座にいる――に輝き、その他、数々の記録も。92年にはゴルフ殿堂入りも果たしている。



■ヘール・アーウィン(1945年〜)
米国ミズリー州生まれ。子供の頃からシーズン・スポーツに親しみ、どれも非凡な才能を発揮した。コロラド大学ではゴルフを選び、卒業後すぐその年にPGAツアー参加。ツアーで20勝。その中にはメジャーの全米オープン3勝を含む。その他11勝。シニアツアー(現在チャンピオンズツアー)入りで06年まで44勝で断トツの最多勝。賞金王にも3回輝いていて、2ツアー通じての賞金獲得高第1位の座を保っている。柔和な風貌ながら強靭な精神力を発揮することから、「羊の皮をかぶった狼」と形容された。92年、ゴルフ殿堂入り。



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