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小兵で両腕を五角形にして打つ不恰好なスウィング。
ボールも飛ばない。そんな杉原がツアーで54勝もあげたのは
「運び屋」、「グリーンの魔術師」の異名どうり、
ボールを操る業が類い稀だったからである。
60年代、日米対抗という試合で
米国チームのキャプテン、トム・ワイスコフが
「杉原をラスベガスへ連れていって、スウィングを見せれば、
みんなベッドをやりたがるぜ。俺はマネジャー。
そうすれば俺は左ウチワで暮らせるぜ」
と真顔でジョークをいったものだった。
そんな杉原が記者を囲んでの優勝インタビューで
よく言ってのが冒頭の言葉。
これには前口上がある。
「勝たせてもらった試合ばかり。100点なんて一度もない。
勝った試合でも振り返ったらラッキーがたくさんある。
だから勝ったのではなくて、たまたま勝てただけなのや」
永久シードを持っているため、
70歳になる今もトーナメントの舞台に立っている。
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