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ゴルフは自分のみが唯一の審判者である。
だからこそ自分を律していかなければならないとは、
ゴルファーの誰もが知ってると思っていたが、
この間の男女プロの世界でおこなわれたスコアの改ざん事件を見ると、
その精神はまだ浸透していないとみるべきかもしれない。
いうまでもなく、ゴルフは紳士のスポーツといわれるのは、
この「自分のみが唯一の裁定者」の精神からである。
イギリスにおいて階級社会的革命が起きなかったのは、
支配階級である貴族が肉体はラグビーで鍛え、
公正な精神はゴルフで学び、
平民は肉体的にも精神的にも追いつけないからだとよくいわれる。
ウィメットは生涯をアマチュアをで過ごし、
最後は米国人として初めて
ロイヤル・アンド・エーシェントGCのキャプテンにも任命されている。
キャプテンというのは日本人にはピンとこないが、
かの地では人格高潔で見識の高い人が選ばれ、
いわばミスター・ゴルフというわけで大変な栄誉を得るのである。
そんな人が放った≪ゴルファーの覚悟≫をうながす警句。
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