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プロアマなどで、アマチュアとまわった時、
トラさんはよくこんなことをいってたという。
アマチュアが打とうとして、アドレスに入った時、その顔を見て
「待った! そんなしかめ面だとよう、
球もしかめ面してしか飛んでいかねーよ」
と、アドレスをとかせ、
「息をしっかり吸って、吐いて」
と深呼吸を3回ほどさせて、打たせたものだという。
深呼吸することで、気持ち、体の緊張が
ほぐれることはよく知られている。
この呼吸ということをトラさんは大事にした。
吸うことは力を溜めること、
そして吐くことは力を放出することだと。
だからアドレスからトップまで息を吸い、
トップからインパクトまで一気に息を吐き出せば、
その人の最大エネルギーを引き出すことができる
というわけだ。
ゆっくり吸っていけば、タイミング、リズムだって
とりやすくなる道理である。
喩え話とか交え、平易な言葉のベランメー調で
ゴルフの真髄を語った言葉はまだ数多く残されている。
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