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ボビー・ジョーンズがなぜ球聖といわれるのか?
もちろん初の年間グランドスラマーになるなど、
戦績も燦然と史上に残るのだが、
それ以上にジョーンズの生き方が
高潔であったからだと筆者は思うのだ。
それがまた文言としてしっかりと残っている。
残したのは冒頭の言葉にある
≪何人かのゴルフ仲間≫の一人である
O・B・キーラーである。
競技生活から引退し、故郷オーガスタにもどり、
職業である弁護士をしながら、
当初は文字どうりゴルフ仲間たちとの
プレーを楽しむためのコースとして、
オーガスタナショナルを設立した。
ご存知のように今はマスターズとして、
メジャーの一角をなす舞台となっているが、
当初は仲間たちを呼んで
ゴルフを楽しもうとしたものであり、
事実、競技としては招待であり、最初は
アニュアル・インビテーション・トーナメントと称していた。
マスターズと称したのは周りからの推挙であり、
最初はジョーンズはおこがましいと渋っていたという。
人間、棺にはいるとき、どんな財産ももってはいけない。
しかし、心触れ合う友人と愉快にプレーした思い出は、
安らかに旅立つ縁(よすが)となるのではないだろうか。
ジョーンズは自分が望む人生を全うした。
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