ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.99
2006.9.13
全米オープンに勝てる1パットをいつも望んでいたが、今それが手に入った ペイン・スチュアート

1999年、
パインハーストNO.2で行われた全米オープンで、
ペイン・スチュアートは2度目の栄冠を手にした。

最終日18番、5メートルほどのパットをねじこんで、
フィル・ミケルソンを突き放したが、
そのパットのことを述懐して
ペインは冒頭の言葉を言ったのだった。

その年の実力世界一を決めるといわれる全米オープン。

かくのごとくにツアーのトッププレーヤーは
誰もが一度は全米オープンを獲りたいと願い、
日夜研鑽を積むわけである。

そしてその4ヵ月後、ペインは不帰の人となる。

タムオシャンター帽と、
ニッカボッカーのエレガントないでたちで、
いつもツアーに爽やかな風を送り続けた
ペイン・スチュアート。

42歳、円熟期のただなかで逝ってしまった。

追悼式で親友だったポール・エイジンガーが、
ペインのファッションをそっくり真似て
弔事を捧げる姿が涙を誘った。



■ペイン・スチュアート(1957〜1999年)
1957年、米国ミズリー州生まれ。79年プロ転向。80〜81年アジアサーキットに参戦し、実力を磨いた。82年春祖国のツアー参戦し、クアッドシティオープンで初優勝。メジャーは89年、全米プロ。全米オープンは91年、99年に手にしている。ツアー通算11勝。タムオシャンター帽、ニッカーボッカーのクラシックな装いがエレガントで、ツアーの人気者であり続けた。99年10月25日、ジェット機事故で帰らぬ人となった。享年42歳。



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