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フランク・テイタムは1978〜79年、USGA(米国ゴルフ協会)の会長を務め、
冒頭の言葉は全米オープン会場での挨拶の一節だ。
全米オープンは世界一の実力を競うといわれ、
パワーだけでもなく、技術だけでもなく、
強い精神力など総合力において
いちばん優る者を選ぶメジャーとして位置づけられている。
そのために主催者であるUSGAでは、
その舞台にふさわしいセッティングをコースに課する。
ラフの長さからグリーンの速さまで
具体的にセットする数字が並ぶ。
そのコンセプトは
「パープレーをもって優勝スコアとする」
である。
だから用具の進化などによってやさしくなったコースのセットも、
時代に応じて変えていくのは無論のことだ。
例えば今年の06年はラフのサードカットの幅を広げた。
曲がる度合いに応じてラフの長短の罰を与えるのだが、
中途半端に曲がるよりギャラリーの踏みしめたところまで
曲がったほうが有利になるとの不公平をなくすための措置である。
ちなみに今年の優勝者
ジェフ・オルグビーのスコアは5オーバーだった。
全米オープンのセッティングは難しさを通りこして、
虐待だ、の声に時のUSGAのトップが
このメジャーの性格を挨拶で応えたのだ。
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