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おいおい、
15本クラブを入れていたんじゃ失格じゃないか、
といわれそうだが、心配ご無用。
それはクラブではなく、≪人≫だったのだから。
1995年、クレンショーは2度目のマスターズを制したが、
その18番グリーン、勝利を決めた瞬間、
トレードマークのウイルソンL字形パターを掲げ、
グリーンへと泣き崩れた。
その原因はギャラリーの誰もが知っていた。
そのマスターズの始まる1週間前、
ジュニア時代からの生涯にわたる師、
ハービー・ペニックが死去していたからである。
ぺニックのことは以前にも紹介しているので、割愛するが、
ともかくクレンショーともう一人、
トム・カイトとぺニックの師弟関係は父子以上だった。
勝利者インタビューでも、クレンショーは
「この優勝はハービーが勝たせてくれたんだ!」
とまた感涙にむせたものだ。
15本目のクラブとは、もちろん師ペニックのことだったのである。
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