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スコットランドのリンクスといえば、
自然(神)がつくったコースとよくいわれるが、
それを具現化しているものの大きな要素が
≪コンター≫(等高線)である。
コンターとは何か?
スコットランドの海沿いのコースを
リンクスと呼ぶのだが、
海沿いなので、当然風が強い。
風など天候も自然の要素だが、
その風に吹き上げられた砂が、砂紋になり、
グラスがそこに根付き、
長い時間をかけて徐々に砂とグラスの
等高線をつくっていく。
そしてマウンドとなっていく。
リンクスで陽が傾くと、
このマウンドが陰をつくって
神神しい姿を見せてくれるあのマウンドである。
よくコース設計で人工的にマウンドを造るが、
ここに微妙な等高線を刻むことなど不可能である。
ショットを放つ。
コンターに落下したボールは
その等高線に当たる角度によって、
バウンドは微妙に変化する。
どこにバウンドするのか、それこそ神のみぞ知る、だ。
この運、不運がゴルフをミステリアスに、
奥深いものにしている。
しかもそれが、人工的なものではなく、
自然が造り給うたものだから、
不運に泣く人も納得せざるを得ないだろう。
ジ・オープン(全英オープン)では、
この運、不運が計算できないドラマを
演出するわけである。
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