ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.86
2006.6.7
自立心の旺盛な人ほど、ゴルフも進歩する チック・エバンス

逆にいえば、自立心に欠けた人間は、
ゴルフの進歩が遅いということになる。

ゴルフは止まったボールを自らコーントロールして、
コースを攻略、スコアをつくっていく競技である。

この自らということがキーポイントで、
自ら動いてボールに生命を吹き込んでいかなければ、
ボールは百年たっても動かないのである。

だから自分で考え、結論を出せる能力の高い人が、
ゴルフの能力も高いといえるのである。

≪指示待ち人間≫ではゴルフは上手くなることは難しい。

チック・エバンスはアマチュアにこだわり続け、
全米アマ50回連続出場の記録を持っていて、
1916年には全米オープン、全米アマを撃破、
その4年後の全米アマにも優勝している。

こうした戦績も去ることながら、
エバンスは「チック・エバンス奨学金」で、
米国ゴルフ界に大いに貢献したことで知られる。

このことは28回(2005年3月23日掲載)に詳述してあるので、
興味あるかたはバックナンバーをご覧いただきたい。



■チック・エバンス(1892〜1969年)
幼少のキャディアルバイトからゴルフを覚え、16歳でシカゴジュニア優勝、次の年も連覇。12年全米アマ、14年全米オープン逆転負けの後、16年その2つのメジャーに優勝。20年も再び全米アマに勝つが、その頃から深刻なイップス病に陥り勝てなくなってしまう。もし、イップスにならなければ何勝したか分からないといわれる。しかし全米アマにだけは連続50回も出場しつづけ、後年の慈善事業と併せて、アマチュアの鑑と称される。



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