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よくいますね、この手合いが。
大体が下手糞なやつ。
ほんとは上手くなりたいのだが、それを心のうち深くかくして、
さもゴルフは体にいいから仕方なくやってるんだと、
自分からわざわざ言い訳のようにいうやつが。
もちろん最初は健康のために、
散歩がてら歩けるからということで始める人もいるだろう。
しかし、そんな人は自分から言い訳のように言いはしないし、
またコースへ出始め、100をきるぐらいの腕前になりはじめると、
次は90台、いや80台へと病膏肓の世界へはいることがほとんどだ。
ゴルフにはそんな魔性が秘められている。
こんな嗜虐に満ちた言葉を残したのはトミー・ボルト。
『瞬間湯沸かし器』として知られ、
ミスをするとクラブを叩きつけるなど日常茶飯事だった。
また電光石火のごとく早いスウィングでも知られ、
「早く打てば悩む時間がなくなってミスも少なくなる」
と涼しい顔をしていた。
時の王者、ベン・ホーガンも
「ボルトの体に感情を抑える別の頭をねじ込むことができたら、
彼は史上もっとも偉大なプレーヤーになっていたはずだ」
と評したという。
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