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球聖と呼ばれたジョーンズは何がいいたかったのだろうか?
それは本来的な意味でのゴルフと、競技としてのゴルフは
全く違う種類のものだということを、である。
実はジョーンズは本来的なゴルフを早くしたいために、
競技ゴルフから引退したといわれているのだ。
「トーナメントゴルフではただの1打も気をゆるめてはいけない。
ただの一度もだよ。
たった1打の差で勝ったり負けたりするのだから、
ほんとに全ショット、全神経を費やし集中してプレーするのだから、
そんなゴルフって楽しいかな?
仲間と語らったり、いいショット、悪いプレーに
一喜一憂しながらラウンドするのが、本来的なゴルフじゃないか……」
ジョーンズの友人でもあり、
彼の伝記作家でもあるO・B・キーラーにそう語っている。
事実、同年グランドスラマーになって引退してからは、
キーラーら親しい仲間たちと
愉しむゴルフしかしなかったということである。
だからおれは競技ゴルフはやらないんだよ、
とうそぶくダッファー諸氏。
これはあくまで球聖の地位まで昇りつめた人のことですからね。
一生に一度くらい競技ゴルフに出て、
緊張と集中のプレーの経験することも、
またゴルフの愉しみといえるんですよ。
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