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岡本がまだバリバリで、日本女子ツアー界の女王だったころ、
練習場で若い子たちの練習を見て
独り言のようにいった言葉を今回はすくいあげてみた。
この頃には岡本を慕う若い女子プロが多くいたが、
岡本は仲間で群れたり、派閥などつくるのは大嫌いで、
それがいやで米ツアーに旅立ったというのも
あながちうがった見方でもない。
どのグループにも属したくない岡本は、
優柔不断的に女子プロ達に接したため、
ニックネームも『フニャ』だった。
だから高みからモノをいうのがイヤで、
公式的には名言の類いはそんなに残していない。
大好きな日本酒を呑んだときにはその限りではないが……。
そういう意味で冒頭の言葉も
教訓的に若い子に直接いったわけではなく、
自分の経験から疑問を呈したにすぎない。
「なぜまっすぐにいかせる練習ばかりするんだろう。
曲げるボールをあれこれ打つのは楽しいし、
修行時代わたしはよくやったわ。
そしてそれがタメになったのは、
本番でボールが曲がったときあわてないことよ。
曲げる経験から曲がる原因はすぐに解明できますからね」
というような意味のことをいっていたものだ。
岡本にはまだいっぱい
これからも『名言』を残してもらいたいと願うのは、
筆者だけではないだろう。
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