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えっ? 林の奥ではなくて、林の上にOB?!
と疑問に思う人はまだゴルフが、わかってない!
いえ、筆者がいうのではなく、青木がそういったのである。
風の強い日、地上ではそんなに吹いていなくても、
林の木のてっぺんをこえると、それは強い風が吹いているものなのだ。
だから、木の上に上がった球は強風にもっていかれて、
OBにさえなりかねない、ということをいっているのである。
問題はこれからだ。
だからこそ、球筋を低くコントロールする技を磨けと
青木はいいたいわけである。
青木のさまざまなテクニックは、
日本の歴代のプロのなかでも出色といわれている。
米ツアーに参加した頃は
手首を使ったアプローチ、パットは通用しないといわれたが、
どっこいそんな風評は吹き飛ばし、
1980年全米オープンでは帝王ニクラスと死闘を演じ、
100ヤード以内なら世界一のオリエンタールマジックと絶賛された。
クラブがパーシモンからメタルに変わったときなど、
「こんなのどう打っても曲がらないじゃないか!
曲がらないってことは曲げられないってことで、 プロの技が見せられなくなるぜ。
ただパカンと飛ばせばいいってもんじゃねえよ」
と我孫子弁でまくしたてたものである。
自分のスキルに自信を持っていた証拠である。
米ツアーなどパワー偏重になりすぎ、
シニアツアーのほうが味があるといわれはじめている所以かもしれない。
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