ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.71
2006.2.15
ダウンスウィングでは、両手の握りを右ポケットに向かって引きおろせ
ボビー・ジョーンズ

またまた球聖ジョーンズの登場である。
ジョーンズは弁護士でもあったように、身体的能力だけでなく頭脳も明晰で、
ゴルフでもたくさんの「言葉」を残している。

含蓄ある箴言から今回のようなスウィング上達の具体的な秘訣まで。

ゴルフスウィングでは(右打ちの人は)体の左側にボールを打つのだから、
アドレスからインパクトまで、後方から見て右腕の前側が
左腕の前側より少し後ろに位置していなければ、
ボールはまっすぐにはいかない。

もし右腕が前に出たりすると、
軌道はアウトサイドとなり多くはスライス球となる。

つまりは程度は別にして、インサイドアウトの軌道が、
スウィングの基本なのである。

そのインサイドアウトを実現するための方法が、
ダウンでグリップを右ポケットに向かって引きおろせということである。

その後、右肘を右ポケットに入れろという人もいるが、
その意味は同じことである。

しかし言うは易し、である。
言い過ぎであることを覚悟していうのだが、このことを完全にやれるか否かが
プロとアマ、天才と凡才、上手と下手を分ける物差しになるのである。



■ボビー・ジョーンズ(1902〜71年)
米国ジョージア州アトランタ生まれ。父親がゴルファーで生家も庭がゴルフ場続きでもあり、5歳で自然にクラブを握る。14歳で全米アマに出場。その後、数々の選手権に優勝。特に1930年には世界の4大タイトル、全米、全英両オープン、両アマに優勝、年間グランドスラムを達成。この記録はいまだに破られていない。全英オープンに勝ち、祖国に凱旋した時は国民的英雄となった。これを契機にアマのまま引退。故郷アトランタに戻り弁護士活動のかたわら、オーガスタナショナルGCを設立、マスターズ・トーナメントを主宰。4大メジャーの一角を担っている。不世出の球聖として歴史にその名を刻む。



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