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この言葉は古今東西の名手たちが言ってると思うのだが、 筆者は生前、中部氏本人から直接聞いているので、 中部氏の言葉として紹介したい。
この言葉には二つの意味がある。
一つは、 スコアを直接つくるのは、グリーン上であることが下敷きとなっている。
ならば、グリーンのカップから逆算して、 やさしいパットラインを残すショットを打つためには、 ティショットをどこへ打たなければいけないかを、考えること。 つまりは高度な戦略の話である。
もう一つは、 ティグラウンドからグリーンを見ると、 グリーンの幅しか戦略ルートが見えなくなるので、 フェアウェイの幅が狭く見えてしまう。 心理的に萎縮してしまうわけだ。
そうではなくて、図示するとよく理解できるのだが、 グリーンから見て、グリーンの左右の幅から フェアウェイの左右ぎりぎりまでにラインを引くと、 ちょうど漢数字のハの字になる。
ティからみると逆八の字になり そのエリアにティショットを打てばいいことになって、 フェアウェイは広く使えてしまう、ということなのだ。
ラウンドの途中、うしろを振り返ると、 ティでは狭く感じたフェアウェイがこんなに広かったのか、 と思うことがあるだろう。
それと同じで、あまりにテンポイントで狙おうとすると 視野が狭くなるということも教えているわけだ。
ということで、一般アマチュアには 後者の意味のほうが役に立つことはいうまでもない。
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