ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.69
2006.2.1
大切なクラブの順でいえば、1にパター、2にドライバー、3にウェッジ
ハーヴィー・ペニック

マスターズを2回制し、パットの名手といわれたベン・クレンショーを育てたから、
こういう言葉を遺したのだろうか?

でももう一人の愛弟子、全米オープンを制したトム・カイトは
どちらかというとショートパットが苦手だった。

ペニックはいう。
「ドライバーは大抵、1ラウンドで14回しか使わないが、
パットは22回から30の半ばくらいまで使う。
300ヤードのドライブも15センチのパットも同じ1ストローク。
だからスコアメークの面からみると、
パターのウェートが高いのは歴然としているでしょう」

ドライバー イズ ショー パット イズ マネーといわれる所以である。

同じ質問をベン・ホーガンにしたら、
「1にドライバー、2にパタ−、3にウェッジ」との答えが返ってきたという。

しかし、これは希代のショットメーカーといわれたホーガンの矜持ともとれ、
やはり我々凡ゴルファーはペニックの言葉のほうが効果がありそうだ。

ドライバーはどんな逆立ちをしても、
280ヤードを正確無比に打つことは出来ないが、
パットならば、誰でも練習さえ積めば
上手になれる可能性が十分にあるのだから。



■ハーヴィー・ペニック(1905〜1995年)
バイロン・ネルソンらとツアープロとして活躍したあと、全米初のティーチングプロとなる。テキサス大学のゴルフ部コーチを長く務め、同校を全米屈指の強豪校に。トム・カイト、ベン・クレンショーらを育て、男女多くのツアープロにも多大な影響を与えた。



Copyright(C) 2004 Golf Digest Sha Co., Ltd. All Rights Reserved.