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宮本留吉は日本のプロゴルファーの草分けだが、 身長160センチ、体重60キロに満たない小兵だった。 日本最古の神戸ゴルフ倶楽部で、キャデイをやりながら、 見よう見真似でゴルフを覚えた。
第1回の日本プロ選手権で勝ったころは、 小兵ながらよく飛んだという。 しかしその後、アメリカに遠征して大男達の飛距離に驚きながらも、 球聖ボビー・ジョーンズと対戦し、見事2エンド1で勝利をおさめている。
このとき、勝った宮本は賭けた5ドルを手にして、 その紙幣の表にジョーンズのサインを求めた。 この記念の紙幣は廣野GCの日本ゴルフミュージアムに展示されている。
ともかく、宮本の飛距離でも世界に通用したのである。
「飛距離にこだわりすぎると、スコアは逃げていく。 自分の『分』を見極め、7割の力で得た距離でゲームを組み立てる。 これがスコアメーキングの要諦である」
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