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史上最強のショットメーカーは誰だろうか?
ゴルフを糧とする関係者にそう問えば、 多分ベン・ホーガンの名前がいちばん多くあがるに違いない。
冷静沈着なプレーぶりからアイスマンと呼ばれ、 稀代のボールストライカーと伝説になっている男の遺した言葉は、 どれもが含蓄に富んでいる。
ボールを自在に操るそのホーガンでさえ、 真っ直ぐなボールは偶然でしか打てないと言ったのである。
つまり曲がるボールは高度なスキルを持っていれば打つことはできるが、 真っ直ぐな球だけはとてもじゃないが計算できるものではなく、 それは偶然によってしかもたされないということなのだ。
真っ芯をとらえるのは、 1ラウンドに1回ぐらいしかないとも述べている。 基準が高すぎるのだろうが、 それだけ完璧を目指していたかが解かる発言だ。
同伴競技者がピンを狙うショットでも真っ直ぐなボールには、 一瞥だにしなかったが、明らかにドローとかフェードとか、 曲げる球でピンにからんだときだけ 一言「グッド!」とつぶやいたという。
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