ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.61
2005.11.24
基本を身につける前にスコアをつけようとするのは、歩きかたを覚える前に走ろうとする馬鹿げた行為だ

ジーン・サラゼン

練習場にもいかないで、いきなりコースデビューする輩もいる時代は
いつからなんだろうか? 
その昔はある程度の基本を身につけてからではないと、
コース側もラウンドはさせなかった。

それを判断するのは一緒にまわるメンバー。
どのコースにもマナーに厳しいうるさ型のご意見番がいて、
チェックに目を光らせていたものだ。

筆者などもゴルフを始めた頃は、
「スコアをつける暇があったら、クラブをもって走りなさい」
と叱咤されたものだ。

10いくつも叩いていながら、
勝った負けたとニギリに夢中でスコアをつけ、
グリーンからなかなか離れない。
スロープレー、それに上達を妨げる最大の要因といってもよい。



■ジーン・サラゼン(1902〜1999年)
ニューヨーク州ハリソン市にイタリア系移民の長男として生まれる。貧しい家計を助けるため10歳でキャディになる。17歳で学校は中退。大工の見習いになるが、大病。その後パブリックゴルフ場につとめプロゴルファーへの道が開けた。20歳のとき、「マッチの鬼」といわれたウォルター・ヘーゲンを破り全米プロに勝ち、メジャーでの初勝利をもぎとる。28年には全英オープン、30年全米オープン、33年にはあの有名な15番のダブルイーグルでマスターズを制覇し、世界で最初のグランドスラマーに。ゴルフ殿堂入りもしている。日本では「ジュンクシック」のホストとしても親しまれた。



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