ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.60
2005.11.16
人間は与えられた条件のなかで生きることが大事。これが今、私の置かれている人生のライなのだ

ボビー・ジョーンズ

よくゴルフは人生にたとえられる。
ラウンドにしてからがそうだ。
晴れの日のあれば悪天候の日もある。
チャンスもあれば、アンラッキーのときもある。

好事魔多し。一寸先は闇。まさに人生そのものではないか。

球聖ジョーンズはゴルフのことのみならず、
このような含蓄ある箴言(しんげん)もまた数多く遺している。

これはひとえにジョーンズの親友でもある著述家O・B・キーラーによって、
球聖の言動が詳しく書きのこされているからだ。

それはさておき、この言葉はゴルフにおいても、
人生においても遠くは見ながらも、とりあえず目の前のことに対処していかなければ、
次の展望は開けないということを「ライ」という言葉で示唆して、
みごとな箴言となっている。



■ボビー・ジョーンズ(1902〜1971年)
米国ジョージア州アトランタ生まれ。父親がゴルファーで生家の庭がゴルフ場続きでもあり、5歳で自然にクラブを握る。14歳で全米アマに出場。その後、数々の選手権に優勝。特に1930年には世界の4大タイトル、全米、全英両オープン、両アマに優勝、年間グランドスラムを達成。この記録はいまだに破られていない。全英オープンに勝ち、祖国に凱旋した時は国民的英雄となった。これを契機にアマのまま引退。故郷アトランタに戻り弁護士活動のかたわら、オーガスタナショナルGCを設立、マスターズ・トーナメントを主宰。4大メジャーの一角を担っている。不世出の球聖として歴史にその名を刻む。



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