ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.59
2005.11.09
「54ビジョン」を実現できれば、世界最強のゴルファーになれる

ピア・ニールソン

「54ビジョン」とは、
18ホールすべてにバーディを奪って54のスコアを達成しょうという考え方だ。

提唱したのはピア・ニールソン。
現在世界女子プロの頂点に立っている
アニカ・ソレンンスタムの先生といったほうが、分かりやすいかもしれない。

ゴルフに完全はない。しかし、それに近づくための指標は必要である。
その指標が54というスコアなのである。

かといってまだ誰も54を達成していないし、
これからも出ないかもしれない。
しかし、それを不可能と決めつけると自分で限界をつくることになると、
ピアはいうのだ。

ソレンスタムのゴルフをみれば
限界へ挑戦しているのがよく分かる。
宮里藍もこの「54ビジョン」に共鳴していて、
キャディバッグにもサインにもこの数字を書き込む。

藍は今年の「樋口久子ICD」で最終日の最終ホール、
2位に7打の大差をつけながら、このホールのバーディパットを決められなかったことを
いちばんに悔しがった。

54ビジョン達成にいかに奮励しているか、如実に物語るエピソードであろう。



■ピア・ニールソン(1958年〜)
スウェーデン・マルモ生まれ。74年〜81年スウェーデンナショナルアマのメンバーとして活躍。81年米国アリゾナ州立大卒。83年から5年間米国LPGAツアー、87年から3年間は欧州女子ツアーに参戦。通算8勝。96年からはスウェーデンナショナルチームのヘッドプロに就任。リサロッテ・ノイマン、アニカ・ソレンスタムらに英才教育をほどこし、ゴルフ王国スウェーデンの礎を築く。その功績により国王により国民栄誉賞を授与される。99年「54ビジョン」を小社より上梓。



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