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ゴルフのある本質を衝いた言葉であろう。 どんなに天才であろうと、短期間であってもビギナーの時代はある。 それほど、ゴルフには段階的に覚えていかなければならないことが多いし、 経験、積み重ねといったことがモノをいうスポーツである。
かといって、例えば50歳、60歳を過ぎて初めてクラブを握っても シングルプレーヤーになったという話は、 それこそ掃いて捨てるほどころがっている。
サンダースは少年時代、 綿摘みをして家計を助けるほど貧乏であったが、 後年、フロリダ大学で奨学金をもらって進学するほど、 ゴルフの天分があった。
ツアーに参戦して20勝をあげている。 しかし、実績もさることながら ある『存在感』によってツアーの人気者であった。
その存在感とは、ファショナブルであること。
シューズから体全部紫で統一したり、 ド派手な格好で『フェアウェイの孔雀』と謳われもした。
当時のツアーでのギャラリーの合言葉は、 「パーマーはどこにいるんだい?」「そしてサンダースは何を着ているんだい?」であった。
当代のヒーロー、A・パーマーに匹敵するほどの存在であったのだ。
スウィングも独特でドライバーショットでも、 スリークォーターほどで「テレホンボックス・スウィング」といわれた。
60年代の異色の人気者にしては、 正統的な言葉を残しているのが意外な気がする。
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