ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
No.47
2005.08.10
バンカーショットは、最もやさしいショット。なぜならボールを打たなくていいのだから。

――ジャック・バーク

アベレージゴルファーにとっては、まあ何でも難しいのだが、
特にバンカーショットは苦手な人が多い。
寄せるどころか、脱出できれば御んの字ってもんだ。

練習できる機会が少ないものもあるが、
近いところを大きく振り抜くというのが、どうにも怖くてできないらしい。

バンカーは自信だ!といわれる所以かもしれない。

しかし、プロにとってはバンカーは最もやさしい部類のショット。
いちばん難しいクレーター目玉のショットでも、出ないことはほとんどないといっていいだろう。
(全英オープンが行われる、リンクスの蛸壺バンカーはちょっと別ですが)

全米オープンなど、ライの計算できない深いラフよりは、バンカーがいいと、
そこをめがけて打つこともある。

なぜやさしいかというと、ボールを直接打たなくていいこと。
それにボールのうしろの砂をとるのが、1〜2ミリ狂ったってそう差異はないことから、
比較的気楽に打てるのが理由だろう。

アベレージの多くは、サンドウエッジのフェースを開くことを、
完璧に覚えていないからと指摘するプロもいる。

開けば大きく振ることができ、
砂を爆打するエクスプロージョンの技術は、得やすいのである。



■ジャック・バーク
1923年米国生まれ。3歳でクラブを握り、19歳でプロ入り。父親もプロだった。1956年、マスターズ、全米プロに優勝。ゴルフ指導者としても知られ、著書『ゴルフの極意』(原題Natural Way to Better)は、近代アメリカゴルフ理論を初めて日本に紹介したとしてつとに有名。2度も来日した親日家だった。



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