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ドライバーショットはスコアメーキングという点で考えると、 ひとつの要素でしかない。
アイアンショットの1打も、アプローチの1打も、パットの1打も等しく1打なのに、 なぜかドライバーショットでは飛んだの、飛ばないだのと血道をあげる。
確かにドライブが飛ぶと、それだけアドバンテージにはなろう。 しかし、飛ばせば飛ばすほど、曲がる確率が高くなることも確かなのである。
距離が出るばかりにOBになるリスクも高くなるということである。 飛ばし屋たちはここを忘れてしまっている。
バードンはこのことを言いたかったのである。 飛ばすばかりがゴルフではないよ。むしろ不利になることも多いのだよと。
現にメジャーの、特に全米オープンや全英オープンは ただの飛ばし屋には栄冠をわたさないコースセッティングをする。 事実、歴代のチャンピオンを見渡すと 飛距離よりは正確性を旨とした者が勝利を得ている。
むろん飛んで曲がらない天才、帝王と謳われたジャック・二クラス、 現在ではタイガー・ウッズは例外にしても、 今年の全米チャンプ、マイケル・キャンベルのように シュアなプレーヤーが勝利することが多いのである。
そしてアマチャアなど特に ロングヒッターは自分の飛距離に酔うあまり、それの練習しかしない。
逆に飛ばない人はアプローチなどのスキルを磨いて オールラウンドプレーヤーを目指そうとする。 飛ばし屋が大成しないという理由がそこにある。
バードンはロングヒッターを皮肉るだけでなく、 警鐘をも鳴らしたのである。
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