ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
2005.06.01
ゴルフは単純なんだが、ただそれを知るまでには時間がかかる
――ベン・ホーガン

アマチュアのときは強かったが、
プロになったとたんまるで勝てなくなるゴルファーがいる。

アマチュア時代は攻めの気持ちでガンガン飛ばし、
パットは外連味なくゴツンと直線的に打つ。
つまり「単純」なゴルフができていたわけだ。

ところが、プロになって守ることを覚えてくると同時に、
ゴルフの怖さを実感してショットは曲がり、
パットは打てなくなってくる。

つまり「複雑なゴルフ」になっていくというわけだ。

ホーガンは『アイスマン』と呼ばれたように、
冷静沈着、鉄のごとき意志で「単純なゴルフ」を追求し続け、
伝説の人となった。

時間がかかっても知るゴルファーはまだいい。
知らないまま馬齢をかさねていく人のいかに多いことか。
だからこのホーガンの言葉になんにも感じない人は後者の人ですよ。



■ベン・ホーガン
1912〜97年。米国テキサス州生まれ。19歳でプロ入り。173センチ、74キロと小柄ながら稀代のショットメーカーとして、伝説的存在。全米オープン4回、マスターズ2回、全米プロ1回、全英オープン1回の優勝歴を持つ。圧巻は1949年、再起不能といわれるほどの自動車事故に遭いながら、奇跡のカムバックを果たしたことでも知られる。不屈の闘志、アイスマンと称された冷静沈着なプレーで、53年には全米、全英両オープン、マスターズと勝利し、同年グランドスラムのチャンスだったが、全米プロには重きを置かず不出場。もし出場してれば勝ってたといわれる。飛行機嫌いで、全英オープンも1回獲ったらやめてしまったほど。ボビー・ジョーンズと並び称される最強のゴルファーとされる。



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