ゴルフの図書館
名手・達人の言葉
2005.04.13
カップのところで止まる球を打てば、四つも入口がある

――ボビー・ジョーンズ

「ネーバーアップ、ネバーイン」に対する反論なのか、はたまたパットには正面しか入口がないと思っているゴルファーへの啓示か。球聖のこの言葉はあまりに有名である。

「届かなければ100年たっても入らない」という比喩はよく用いられるが、強く打ちすぎたために、3パットの危険性がますことも、また事実なのである。

 カップまできっちりの球が打てれば、カップの正面、向こう側、左右と四つも入口があるのだから、こっちの方が有利だと球聖は分析したわけである。もっとも“きっちり”とカップまでの距離を打てればという技術的裏づけがあってのことだけれども‥‥。



■ボビー・ジョーンズ
1902〜71年。米国ジョージア州アトランタ生まれ。父親がゴルファーで生家も庭がゴルフ場続きでもあり、5歳で自然にクラブを握る。14歳で全米アマに出場。その後、数々の選手権に優勝。特に1930年には世界の4大タイトル、全米、全英両オープン、両アマに優勝、年間グランドスラムを達成。この記録はいまだに破られていない。全英オープンに勝ち、祖国に凱旋した時は国民的英雄となった。これを契機にアマのまま引退。故郷アトランタに戻り弁護士活動のかたわら、、オーガスタナショナルGCを設立、マスターズ・トーナメントを主宰。4大メジャーの一角を担っている。不世出の球聖として歴史にその名を刻む。



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