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ゴルフをやる人なら誰にも経験があることだろう。パットほどいいタッチの感覚を持続できないものはない。
一日寝ただけで、昨日はあんなによかったのに今日は全く入らないなんて日常茶飯事、太陽が東からのぼるくらい普通のことだ。
これはショットにもいえるが、パットほど顕著ではない。プロにとっては、ショットはある程度メカニカルにそのスキルを習得しているので、修復も早い。その点パットには力も要らず、フィーリングというカンが頼り、ミステリアスな世界なのだ。
パットの名手といわれたトレビノはそれを熟知しているからこそ、せめてわずかでもカンをみがいておこうと、毎日のパットの練習だけは欠かさなかったのである。
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