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あまりにも、あまりにも有名な球聖のお言葉だ。名言集などのトップに掲げられることが多い。当時の4大メジャー(全英、全米両オープン、全英、全米両アマ)を一年で獲得するという同年グランドスラマーを達成し、今日のゴルフ隆盛の基をつくったともいうべきジョーンズも、若い時分なかなか勝てなかった。それはあまりにも闘う他人を気にしすぎて、一喜一憂し、短気でオーバーエキサイティングしがちだった性格も災いしたといわれている。
しかし、ジョーンズは大試合に敗れ去っていくたびに、心の内なる声を聞くことになる。すなわち、自分は他のプレーヤーを相手にするのではなく、コース、つまりコースのパーおじさんを相手にするのだと。他人の為すことを自分がコントロールはできない、ならば、自分がコースといかに闘うかだ。自分のすべてを出し切って敗れれば、それは他の人が自分より実力が上回ったわけだから、納得できるということである。
また、パーおじさんには感情がないのだから、それを相手にするには自分も冷静沈着にならなければ対抗できるはずはない。ということで、短気な性格まで直してしまったという。
この達観に至ったジョーンズは、以後偉大なる道を歩むことになる。ゴルフの本質を衝いた言葉はこうして生まれたのである。
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