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リトラーはいう。
「わたしは練習場で、これだというまで技術習得のために練習して、その成果をコースでためす。コースでは技術習得のための練習はすてる。そして、自分が完全に出来るという自信のある方法でのみ、コースを攻略する。その日、まっすぐに打った球がスライスぎみの球筋になっていたら、スライスぎみの球筋で攻略を組み立てる。その場でスライスを直そうとはしない。しかし、そのラウンドが終わったら、その足で練習場へ足を運び、ストレートの球を打つ打ち方を練習する」
このことを裏づけるエピソードが残っている。プロ入りしてまもない頃、あるトーナメントに優勝し、その受賞式にリトラーの名前を呼んでも、彼は会場のどこにもいない。その後、関係者は汗まみれで打ちつづけるリトラーの姿を、練習場で見つけることになる。優勝してさえ、その日の技術の修正に夢中で授賞式を忘れたという‥‥。
ここで翻って、われらダッファーにこの名言が示唆すること。ゴルフいく度に前半調子が出ず、後半も16番くらいになって当たりも出て、よし、次くるときには練習して‥‥といいながら、次のゴルフもそうなって何年もくりかえしているゴルファー諸氏。なぜ、そのラウンドが終わって練習場へ直行しないの?
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