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これは朝日新聞11月10日夕刊「米国ゴルフツアー 素顔のプロたち」に載っていたなかからの抜粋だ。レポーターは「週刊ゴルフダイジェスト」でもお馴染みの舩越園子さん。米国に住み、主に米ツアーをカバーするゴルフジャーナリストである。
ハースはいう。
「野球なら打った球キャッチして止められる。フットボールならタックルして相手を阻止できる。でもゴルフは競り合う相手が打ったボールを止めることはできない。誰の邪魔もできないかわりに、誰の助けも得られない。要するに自分次第なんだ」
ハースはもうすぐ51歳をむかえるシニアプロだが、なんのその、現役ツアーの第一線で活躍中なのだ。ハースが『自分次第』と目覚めたとみえるのはシニア入りぎりぎりの49歳のとき。賞金ランク15位。そして今年は27位。トップ30位までの選手で争われる最終戦のツアー選手権では、堂々の優勝争いまで演じた。通算9勝。
この飛躍の原動力は何なのか。「肩を痛めた2000年は、もう年だと捨て鉢になりかけたが、若い選手でさえ必死にトレーニングしているのに刺激され、老体の柔軟性を維持するために49歳からエアロビクスを始めた」。つまり違う自分、ステップアップした自分をつくるために努力したわけである。その結果、冒頭のような言葉を舩越さんの前に吐露したのである。
シニア諸氏、もって瞑すべし!
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