 |

 |
| 2004.09.14 |

ゴルフはミスのゲームである。ボウリングのように300ピンでパーフェークトということがない。パー72として18ホール全部バーディだとして54。このスコアを出した人は未だ皆無だし、またこのスコアをパーフェークトというにも異論があろう。
つまり、どんな名人才人であろうとミスはするものなのだ。大事なのはミスをしたことを忘れること、気持ちを切り換えて次のショットに向かえと、この名言はいってるのだが、これがまた凡人には難しいものなのである。後悔は詮ないものと知ってはいながら、ふっきれないのが人間なのだ。
タイガー・ウッズは「10ヤードルール」を実践している。10ヤード歩く間にミスを犯した自分を機械的にクールダウンさせるメンタル・ルーティンだ。気持ちを切り換える心理方法が科学的になったとはいえ、ゴルフの本質はジャック・バークの50年代と少しも変わっててはいないのである。 |
|
■ジャック・バーク
1923年米国生まれ。父親もプロで3歳でクラブを握り、19歳でプロ入り。1956年、マスターズ、全米プロに優勝した戦績もだが、ゴルフ指導者としても知られている。著書『ゴルフの極意』(原題Natural Way to Better)は、近代アメリカゴルフ理論を初めて日本に紹介したとしてつとに有名。2度も来日し、親日家でもあった。 |
|