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2004.10.06

プロゴルフ 初優勝が続く女子ツアー。7人目はネアカ・シンデレラ!?




実は力自慢の美人プロ
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(9月24〜26日)でプロ11年目、34歳の山岸陽子が、古閑美保とのプレーオフの末、初優勝を飾った。これで今季の女子ツアーは初優勝者が7人目。ますます盛り上がりを見せているが、一般にはまだ馴染みの薄い山岸の素顔に迫ってみよう。

 山岸陽子がゴルフを始めたのは高校卒業後の18歳から。(中略)近県の岐阜県に日本女子ゴルフ専門学校がその1年前に出来たことを知り、そこの2期生として入学することになった。(中略)スキーのアルペン競技にのめり込み、福井県大会で3位に入るほどの運動能力を持っていた山岸は、あっと言う間にゴルフを習得してしまう。始めてわずか1年余りで中部女子アマに優勝したり、プロツアーの東海クラシックに出場する権利を得たりと、アマチュア時代は「順風満帆」。当然プロへの憧れを抱くが、ここからの道のりが長かった。

 プロテストには4回目のチャレンジで、やっと合格。(中略)95年から3年間は、米女子ツアーの下部ツアーに参戦しながら腕を磨いたが、相変わらずゴルフの内容は良くなかった。それが1年半ほど前、(中略)藤井かすみが「わたしのコーチに見てもらいなよ」と、高沖陽介氏を紹介してくれたのが転機だった。

「山岸は教え始めた頃、パワーはあるけれど、もの凄いフッカーで、ドライバーが右から左に20ヤードも曲がるほどだったんです。それを曲がりの少ないフェードに180度転換させました。僕自身が岡本綾子さんからゴルフを教わっていたので、岡本さんのリズムやスウィングメカニズムも同時に教えました」と、高沖コーチは語る。

 これを受けて山岸は、「持ち球をドローからフェードに変えたおかげで、ピンの左から安心して攻められるようになり、ゴルフが変わりました。フッカーの頃はピンに向かったボールが真っ直ぐ飛び出しても、それから左の林まで曲がってしまうことなんて、ザラでしたから」。

 プロ生活11年目の初優勝でも涙を流すことのなかった山岸だが、(中略)「もともと後ろ向きに考えるタイプじゃないんです。でも普段は涙もろくて、他の人が初優勝するたびに、もらい泣きしてたんです。だから私も勝ったら泣いちゃうだろうなと、その日のためにイメージトレーニングまでしていたんですが、結局涙は出ませんでした」。

 涙どころか自ら「バンザーイ!」と叫んで締めくくった優勝インタビューを見ても、根っからの明るい性格がウリのようだ。

[週刊ゴルフダイジェスト10月19日号より抜粋・要約]



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