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2012.1.30
「今年の冬は寒くて…」と、炬燵に丸まっているアナタ!
練習は控えても、熱いゴルフスピリットだけは忘れないで。
そんなアナタにぴったりの1冊を紹介しよう。
世界に名だたる名手が集う米プロツアー。
その黎明期に行われた、熱い戦いの物語だ。
「プロとアマチュア、どちらが強いか?」誰に聞いても、その答えは明白だろう。
だが、アメリカでは建国当時の黎明期以来、ゴルフは貴族的アマチュアがコースを支配し、管理していた。ゴルフはアマチュアのものだったと言える。レッスンとプレーで細々と生計を立てるプロは労働者階級にすぎず、会員制ゴルフクラブのクラブハウスに入ることは許されなかったのである。
そんな時代に、プロとアマ、どちら側が優れているかという議論がたびたびなされたが、答えは出ていなかった。その問題に決着をつけるため、1956年1月10日、プロとアマ4人によるマッチプレーが行われた。
舞台はアメリカ屈指の名門サイプレス・ポイントC。米国ナンバーワンと言われる戦略性の高いコースで、“三巨人”と呼ばれたうちの2人のプロが、傑出した2人のアマチュアを相手に死闘を繰りひろげた。
メンバーはプロ側がベン・ホーガンとバイロン・ネルソン。アマがケン・ヴェンチェリとハーヴィー・ウォード。勝負は、ペアの良いほうのスコアで各ホールの勝ち負けを決めるマッチプレー方式で進められた。
1番ホールはグリーンまで418ヤード。起伏のある砲台グリーンの左右と奥にはバンカーの一群がある。210ヤード先は、背の高いイトスギの林に右サイドをふさがれている。
思い切ったドライブでこの上を越すのか、安全策を採って左の開けた場所に狙いを定めるのか。まずウォードは、チームの1番手としてフェアウェイの左サイドを選択。いよいよ4人の戦いが始まった――。
この物語の作者は、「ツイン・ピークス」や「ファンタスティック・フォー」などヒットTVドラマ・映画の脚本などで知られる、マーク・フロスト。登場人物たちの生い立ちも織り交ぜながら展開する壮大なドラマは、一気に読まずにはいられない。プレーだけでなく、彼らの生き方からも何かを学べるはずだ。






