
2008.6.23
皆さんはどのようにしてスウィングを覚えただろうか。
おそらく、「アドレスはこう」「テークバックはこう」
「トップはこう」など、各パーツを
プロのスウィング写真などで見ながら
「型」をなぞって覚えたのではないだろうか。
しかし、「『見える型』をなぞっても上達しない」と
主張する人がいる。
2002年に週刊ゴルフダイジェストで「理系のゴルフ」を連載し、
話題を集めたあの人である。
「遅く始めたゴルファーは
『型』から入れ!」
栗林保雄・著
●新書判・並製・212ページ
●定価:900円(税込)
●ゴルフダイジェスト社
栗林保雄氏、71歳。30歳でゴルフを始めたが、なかなか上達しないことから、大型精密機械のSEとして過ごした経験をもとに徹底してスウィングの科学的研究を行い、独自のスウィング理論を確立させた。
その理論の集大成が、このたび発売された「遅く始めたゴルファーは『型』から入れ!」である。
同書の中で氏は「スウィングには『見えない型』が存在する。それを覚えることが上達の早道だ」と主張している。
「見えない型」を覚えるポイントは、スウィングアークを「ボディターン」と「アームアクション」の合力(ベクトル)で考えること。
ボディターンは、左右の「ヒップターン」と胸郭(ソラックス)を回す「ソラックスターン」で行うと説明し、アームアクションは、手から肩までの動きをAからGまでの7つの動作に分けて解説。
それらの動きがまさに、スウィングの連続写真などでは「見えない型」であり、それぞれの動きを連動して行うことで、飛んで曲がらないスウィングの完成へとつながるという。
豊富なイラストとともに解説される驚きの理論。スウィングを頭で理解したいという方には、お薦めの一冊である。

(左) ダウンで重要なアームアクション「D動作」 / (右) ボディターンは「ヒップターン」と「ソラックスターン」で
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