
2008.3.24
「週刊ゴルフダイジェスト」で1、2を争う人気を誇る
連載コミック「千里の道も 第三章」。
毎週楽しみにしているゴルファーが多い。
その最新の単行本「第18巻 日本オープン 三つ巴の戦い」が
発売。人気となっている。
名門・廣野ゴルフ倶楽部を舞台に展開された
日本オープンが、ついに決着。
その結末とは……。
「千里の道も 第三章」
第18巻 日本オープン 三つ巴の戦い
大原一歩・作 渡辺 敏・画
●B6判・並製・224ページ
●定価:600円(税込)
●ゴルフダイジェスト社
「千里の道も 第三章」の物語は現在、主人公・坂本遼が2度目の参戦となるマスターズでの戦いが掲載されている。マスターズといえば、すべてのプロが目標にする世界最高峰のトーナメントだが、それほどまでに遼が実力をつけたのは、物語が3年前にさかのぼった、この日本オープンでの経験が生きてのことだ。
また、同じ年に遼は、これも2度目の全英オープンに参戦。なんとあのタイガーと優勝争いを展開し、惜しくも2位となった。その戦いで得たものも大きかった。どんな苦境に立たされようと最後まであきらめずに最善のプレーで臨む。それが日本オープンで最終日まで優勝争いを展開したことにつながっていた。
最終日にトップの片山晋呉を猛追し、一時トップに立った遼だったが、16番のボギーで片山に並ばれる。さらに秋田のスーパー中学生・田所稔も、一時は崩れかかったがキャディの父とともに気迫のプレーを見せ、17番でトップタイへ。
そして遼と田所は残り1ホールで互いを振り切り、さらに後続の片山に差をつけるべく気力を振り絞る。しかし百戦錬磨の片山とて譲る気はなく、ピンを狙ってアグレッシブに攻め続ける……。
最後の最後まで優勝の行方がわからない緊迫した展開は、コミックとは思えないほどエキサイティングで、読者を一気に引き込んでいく。

片山、田所、そして遼の3人が気迫のプレーを展開。
スーパーショットの続出に、覇権争いは最後までもつれる
もっとも、「千里の道も」の魅力は、そればかりではない。
坂本遼というひとりの若者が、プロゴルファーとして成長していく中で、様々な出来事が起こり、彼をとりまく人々がそれぞれに人生の葛藤を垣間見せる。その葛藤が遼の心も揺さぶり、大きな人間ドラマが展開される。その模様が実に丹念に描かれ、大きな感動を呼んでいる。
今回も、遼の最大の理解者であった父が、日本オープン最中に危篤になってしまうという展開の中、戦いの中に身を置きながら最後まで父の回復を願う遼の強い思い、そして父のためにもと遼の優勝を祈り続ける家族の感情がリアルに描かれている。
「ハニカミ王子」石川遼くんも愛読しているという「千里の道も」は、老若男女が楽しめる、まさにゴルフコミックの金字塔。読み応えたっぷりの物語を、じっくり味わって欲しい。
≪「千里の道も」がケータイコミックで楽しめる!≫
なお、「千里の道も」のこれまでの物語は「ケータイコミック」で読むことができる。紙芝居のように絵のコマが変わり、さらに様々な仕掛けがあって、こちらもリアルに展開。4月12日まで、1989年にスタートした連載第一回を無料で配信中。これを期に、一気読みしてみては?
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