
2008.2.25
いよいよ2008年の米女子ツアーが開幕した。
初戦のSBSオープンでは、アニカ・ソレンスタムが
2シーズンぶり、ツアー70勝目となる優勝を果たした。
さらに第2戦・フィールズオープンでも4位と好調。
「世界一の女子プロ」と称されながら、
昨年不調にあえいだアニカが、
復活ののろしを上げた!
「アニカ・ソレンスタム
54プレゼンツ」
アニカ・ソレンスタム・著
●B5判・並製・224ページ
●定価:2625円(税込)
●ゴルフダイジェスト社
「オフで納得のいく練習ができて、『また戦える!』という強い感触をもった」というアニカ。例年は出場しない開幕初戦に勇躍乗り込んで参戦、そして優勝してのけるあたりは、「トップでクラブが落ち着き、クラブコントロールがしっかりできている」という自信のコメントを裏付ける、貫禄勝ちと言える。
そもそもアニカのスウィングは、全てのゴルファーの「お手本」と称されることが多い。独特の「ルックアップ打法」も、理にかなったものと言われ、むしろ全ての番手でニュートラルに、効率よく振って飛ばすスウィングは強く、美しい。
そのスウィングのポイントは、アニカにとって日本初のレッスン書「54プレゼンツ」にも、細かく解説されている。
同書は、アニカ自らが自分のスウィングとゴルフについて語っていて興味深い。
先の「ルックアップ」についての解説はもちろん、ショット毎のルーティンの大切さ、スウィングでの細かい体の使い方やフィーリング、練習法、さらには、母国スウェーデンのコーチ、ピア・ニールソンに学んだ「54ビジョン」メソッドによる常に冷静ながらポジティブに攻めていくメンタル面まで、実に内容が幅広い。
これがまさにアマチュアにとって「お手本」だ。
「不調のときも常に自分を疑ったことはない。これからも挑戦を続ける」
と語ったアニカ。開幕2連勝こそ逃したが、そのパフォーマンスは、「賞金女王奪還」が実現する期待大。
ルーキー・上田桃子の活躍に加え、米女子ツアー観戦の楽しみがまた増えた。
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