
2007.12.10
2007年、ゴルフ界の話題をさらった「ハニカミ王子」
石川遼くんは、「週刊ゴルフダイジェスト」の愛読者。
特に「千里の道も」は毎週欠かさず読んでいるという。
リアルな試合展開と、人情味溢れるストーリーはもちろん、
遼くんは、コミックに登場するプロが繰り出す技術や
コースマネジメント、ゴルフに対する考え方まで、
様々なことを学んでいるという。
コミック最新刊の発売でますます盛り上がる
「千里の道も」の魅力を探った。
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「千里の道も」連載中の「週刊ゴルフダイジェスト」最新12月25日号では、巻頭カラーのレッスン特集で「『千里の道も』で上手くなれる!」を展開している。
コミックの熱心な愛読者・石川遼くんをはじめ、ツアーで活躍するツアープロの面々が、「千里の道も」に登場した「目からウロコ」のプレーテクニックを実証し、アマチュアに参考になるポイントを解説してくれている。
現在連載中の「第三章」はもちろん、それ以前のストーリーを綴った「新 千里の道も」からも数々のシーンが登場する。そのどれもがアマチュアが参考になるテクニックぞろい。「千里の道も」は、ストーリーを楽しむと同時に、技術が学べる「レッスン書」でもあるのだ。
そもそも坂本遼は、研修生時代から向上心旺盛だった。キャディについた客のミスパターンを逐一メモしたり、所属コースのクラブチャンピオンだったシングルたちのラウンドのキャディを務めた際はショットを至近距離で見て技術を盗んだり。プロテストに進むための関門である研修会などでは、同組のとなった他コースの研修生の技術が参考になると知るや、頼み込んで教えてもらいに行ったり…。
プロになってからも同様だ。プロになって間もなくアジアサーキット(現在のアジアンツアー)に参戦、続いてツアーを目指してグローイングツアーを戦い、ツアー競技へとステップアップ。その中で出会ったプロたちから、多くの薫陶を受けた。
そしてさらなるステップアップを目指して、江連忠のもとへ赴き、彼の指導で最先端のスウィングを身につけていく。海外メジャー挑戦でも、世界のトッププロから勝負に臨む姿勢を学んでいった。
そんな遼だからこそ、全英2位となり、賞金王を獲得するまでの技術を持ったトッププロに成長したのだ。
12月1日に発売された最新刊「第三章・第17巻『熾烈な優勝争い』」には、廣野GCでの日本オープン最終日の激闘が描かれているが、ここでも坂本遼のハイレベルな技術や、攻めるコースマネジメントの数々が登場し、読者にプレーのヒントを与えてくれる。
厳しいセッティングの中で魅せるトッププロの技。
田所稔も思わず「上手(うめ)な」と唸る
そのひとつが、右に紹介したバンカーショットだ。
風の計算を間違えてグリーン周りの深いバンカーに入れてしまった遼。そのバンカーは表面こそ砂が柔らかいものの、夜明け前の雨でその下の砂が硬くなってしまっていた。
これではクラブが砂に弾かれてしまい、ミスにつながる可能性もあったが、そんな場面も遼は、フォローを低く抑えて左に引いていくカット打ちのバンカーショットで対応。あわやカップインという絶妙な技術を見せた。
まさに遼のプレーはアマチュアのお手本。第17巻の物語の中でも、共に優勝争いを展開するアマチュアの田所稔が、遼に「試合が終わったら教えでけれ」と言わしめるほどなのだ。
泣けて、笑えて、上手くなれるコミック「千里の道も」は、現在すでに通算900話を越えた長寿連載。1000回に向けて、ますますその魅力が増していく。
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