
2007.10.9
秋も深まり、本格的なゴルフシーズンに入った。
ゴルフ書の出版も相次いでいるが、
レッスンやギア、コースものの他に、いま注目の書籍がある。
「夏坂健セレクション3『痛ッ! ゴルフ虫に噛まれたゾ』」。
2000年に亡くなった作家・夏坂氏の著作を集めたシリーズの第3弾だ。
「稀代の名エッセイスト」と呼ばれた夏坂氏作品の復刻版とあって、
各マスコミの書評欄で次々と取り上げられているほか、
ゴルファーの間で再びファンを増やしている。
秋の夜長の読書に、ぴったりの1冊だ。
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シングルの腕前であった自らのゴルファー体験と、内外の厖大な資料をもとに紡ぎだされた夏坂氏のエッセイ。
その文章はウィットとユーモアに溢れ、ゴルフの歴史上の出来事や名プレーヤーたちのエピソードを語りながら、ゴルフプレーの魅力や情緒、ロマンを描きだしていた。
そして、読むゴルファーたちへの示唆・教訓にも溢れていた。
「夏坂 健セレクション2
スコアは天使の匙加減」
夏坂 健 著
●新書判・並製・304ページ
●価格1000円(税込)
●ゴルフダイジェスト社
「夏坂 健セレクション1
わが心のホームコース」
夏坂 健 著
●新書判・並製・304ページ
●価格1000円(税込)
●ゴルフダイジェスト社
シリーズ3作目となる本書にも、「いざ、底抜けのゴルフ天国へ」「命ある限りの愉しみ」「キャディバッグの言い分」など、名エッセイが51編収録されている。
時に笑い、時に感動に涙させてくれるその作品群に、オールドファンだけでなく多くのゴルファーが共感を得て人気になっているほか、新聞、雑誌の書評欄などを通じて、現代に活躍する一流作家や評論家らも、絶賛の辞を送っているのだ。
「欲と不安を道連れに、次こそはと希望をつむいで歩く野外劇、それがゴルフというシロモノさ。
これまでの人生、うまくいけばしめたもの、そう思いながらわしは球を打ってきた。
最初から結果に期待を寄せないこと、しっかりボールを見て打つこと、この2か条だけを肝に銘じてな」(本文より)
「夏坂健セレクション」は、現在、3冊のラインナップ。
国内外ゴルフ界の名著・良書を発掘して復刊する『ゴルフダイジェスト新書クラシック』の第一弾シリーズとして発売されている。
夏坂氏の作品は、ゴルファーにとってまさに「名著」。彼の作品によって「ゴルフの奥深さを改めて知った」というファンも多いだけに、今後の刊行が楽しみだ。
その次回発売は11月、4・5巻同時発刊の予定だ。シリーズは6巻完結を予定していて、全巻合わせて約300編の作品が収録される。
まだ夏坂氏の作品を読んだことのない人にもおすすめのシリーズ。ぜひあなたのゴルフライブラリーに加えて、「読むゴルフ」の世界を味わって欲しい。
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