
2007.9.10
「いつまでも健康に暮らしたい」というのは、
ゴルファーだけでなく、誰もが関心をもつテーマだ。
そんな中、いま全国で話題となっている健康書
「医者のいらない暮らしがしたい」の著者、
丁宗鐵(てい・むねてつ)氏に話を聞いた。
丁氏は日本薬科大学教授で、東洋・西洋両医学に精通。
特に漢方研究の権威であり、各マスコミに登場しているが、
先日もテレビ番組に出演、同書のテーマでもある、
「体質」について解説したという。
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「出演したのは、日本テレビ系列の昼のオビ番組『午後は○○おもいッきりテレビ』です。出演者や観覧者に、自分の体質が『実』か『虚』かを知るチェックをしてもらい、それぞれの体質に合わせた食事法などをご紹介しました」
丁氏の言う「体質」では、めったに病気をしないが頑張り過ぎる傾向がある人が「実」、疲労がたまりがちで、無理がきかない人が「虚」に分けられるのだが、どちらも体の健康バランスは崩れた状態で、その傾向が強いほど病気になりやすいという。
しかし、多くの人がそれを知らない。そんな中で闇雲に色々な健康法を試すため、結果が出ずに挫折する人が多いのだという。
「世の健康法の多くは紋切り型で、体質の違いに着目していないので、万人に合うわけではない。だから挫折する人が多いんです。ほら、流行の服を着ても、それが似合わない人っているでしょう。それと同じ。似合う服を選んで着れば、その人は輝きますよね」
番組でも、体質チェックの結果は人それぞれ。司会者も出演者も、皆感心しきりだった。
番組では、「実」「虚」それぞれにあった、健康的に暮らすための食事法が紹介された。体質によって体にいいとされる食材やその調理法がはっきりと違った。
「『実』の人はゴボウ、筍といった食物繊維を冷たい状態でいただく。『虚』の人は大根や玉ねぎなどを温かいスープにして食べるといい、と説明しました。これを見て意外に『粗食』だと気づきませんか? そう、要は、『栄養の摂りすぎは病気の元』だということ。『実』も『虚』も必要なだけの栄養が摂れればいいのです」
「医者のいらない暮らしがしたい」には、食事法だけでなく、体質に合った睡眠法、運動法、さらにはガン、糖尿病、更年期障害、メタボリック症候群といった現代人を襲う様々な病気に立ち向かう方法まで、「医者いらず」で過ごすための方法が数多く紹介されている。
21問の体質チェックは、体型、体調の現状、生活習慣から
音楽の好みまで、幅広い内容になっている。
「どんな人にも、その人にとって効果的な健康法は必ずあります。そのためにも、まず体質を知ること。これが第一歩ですよ」
本の冒頭に、自分の体質を調べるチェックシートがある。テレビ番組の中で紹介された設問は10項目だったが、本ではより詳しい21問になっている。それぞれに答えることによってあなたの体質が「実」タイプか「虚」タイプかがはっきりする。
あなたも、一日も早くその「第一歩」を踏み出すことが肝要だ。
もっとも本の中では、「実」タイプと「虚」タイプどちらでもなく、体のバランスが整っている「中」のカテゴリーも登場する。それだけ現状では病気になりにくい状態だといえるのだが、安心するのはまだ早い。
体質というのは、その状態がずっと長く続く、というものではない。「中」に入る人も、安心してちょっと不摂生を続けてしまえば、「虚」になってしまうこともありえる。「中」を維持していくことこそが、大切なのだ。
「中」を維持し、健康的に暮らしてゴルフを長く続けていく。若年世代はもちろん、「団塊」といわれるシニア世代にも、ぜひおすすめしたい1冊だ。
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