ゴルフの図書館

BOOKS19番ホール

2007.8.27

人の振り見てわが振り直せ!?

あなたは、ゴルフレッスンビデオを見たことがありますか?
テレビのトーナメント中継や、ゴルフ番組などで
プロのプレーを見ていても分かるように、
ゴルフ雑誌やレッスン書で「読んで覚える」のもいいけれど、
自分の目で「見て覚える」というのも、実に効果があるもの。
その中には、雑誌やレッスン書の文字や写真では
表現しきれない「ゴルフの大事」いっぱい詰まっている。
トップページ「旬の作品・話題の本」でも紹介されている
「プリンシプル・オブ・ゴルフ」(ゴルフダイジェスト社刊)をはじめ、
人気のある作品も多いぞ。

「プリンシプル・オブ・ゴルフ」
●DVD 67分 Part(1) ビッグドライブ編
●DVD 68分 Part(2) ショートゲーム編
●各巻 3150円(税込)
●ゴルフダイジェスト社
『タイガー・ウッズも震えてる。』

 「プリンシプル・オブ・ゴルフ」は、「旬の作品・話題の本」でも紹介したとおり、ゴルフ発祥の地、イギリスで学び、英国PGA認定の上級インストラクターの証「ディプロマ」の資格を持つ鶴見功樹が教える、ベーシックなレッスンで、初心者からベテランまで広く支持されているレッスンビデオ作品だ。

 この作品を見ていても、普段ゴルフ雑誌やレッスン書などで文字や写真、イラストで紹介されているものとは違った、ビデオ映像ならではのわかりやすさを十分に感じ取ることができる。

 まず何といっても、プロが目の前で自分に語りかけてくれるのがいい。そして、プロが解説することを、まるでレッスンプロが目の前でやってくれているように、細かい動きを目で見せてくれるので、とてもわかりやすい。

 文字を追って、さらに写真と文章とを見比べて頭で理解していくプロセスとはまったく違い、すんなりと頭に入ってきてくれる。様々なアングルから収録しているため、写真では表現できなかった(読者が理解しずらかった)ポイントが、映像ならばはっきりと理解できる、というメリットは大きい。

 また、映像ならではの表現としては、言わずと知れた「スローモーション」がある。一瞬にして終わってしまうゴルフスウィングだけに、細かい動きをスローの映像で確認することは、大いに参考になってくる。


レッスンの王様 Vol.17
レッスンの王様 Vol.17
「江連忠 目指せ!
アプローチシングル」

●DVD80分
●3150円(税込)
●ゴルフダイジェスト社


 中でも、「レッスンの王様Vol.17 『江連忠 目指せ!アプローチシングル』」(ゴルフダイジェスト社)に収録されている、超スローモーションの映像は特に分かりやすい。最近、テレビのゴルフ番組だけでなく、野球中継などでも登場する、ハイスピードカメラによるスローモーションで、アプローチのインパクトの瞬間をとらえている。

 クラブヘッドがどのような軌道で下りてきて、フェースがどのようにしてボールをとらえているのか、それによって、ボールはどのような影響を受けて向かうのか。つぶさにわかってしまうのだ。

 普段、文章で説明され、物理的な「理論」で理解していることが、実際の動く映像で確認できるので、とてもわかりやすい。

 一方、「宮里藍に教えてきたこと。」(ゴルフダイジェスト社)に収録されている映像も、アマチュアにとってはとても参考になる映像だ。

 この作品は、藍ちゃんのスウィングをDVDで見ることができる唯一の作品だが、藍ちゃんがアマチュアだった17歳のころのスウィングと、昨年、日本女子オープンで勝ったころのスウィングを比較して見ることができる。

 2つの映像を比べると、藍ちゃんのスウィングの進化が良く分かる。それ以上にアマチュアが参考になるのは、ドライバーからアプローチまで、常に一環したリズムで振っていること、また全体的にゆったりしたテンポで振っていることだ。


「宮里藍に教えてきたこと。」
「宮里藍に教えてきたこと。」
●DVD40分
●2940円(税込)
●ゴルフダイジェスト社


 とかくリズムやテンポがバラバラになり、ミスを連発するアマチュアにとっては、こうしたDVDの映像を繰り返し見ることで、自分の感覚の中にスウィングリズム、テンポのお手本がイメージされることは、とても大きい。

 ビデオ作品を見ることの最大のメリットは、ここにあるといっていいだろう。

 このように、DVD作品には、ゴルフ上達のエッセンスがたっぷりと詰まっている。これから秋にかけてぜひ上達したいという人は、レッスンビデオ作品でお勉強してみてはどうだろう。

 ときには自分のスウィングをビデオ撮影して、プロとどこがどう違うのか、じっくりと観察してみるのも効果的かも。自分のスウィングを直視できれば、という条件がつくが…。


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